2014年9月20日土曜日

彼岸花


  

彼岸花が田んぼのあぜに咲いていました。

最近は 朝晩は肌寒くなる日があり 秋らしくなってきましたね。
(昼間は、まだ暑い時もありますが・・・)

彼岸花は、誰に教えられる訳でもなく
秋のおとずれを そっと教えてくれていますね。

日本だと、不吉だと嫌われる彼岸花
 hibannbana14


を持つことで有名でだけど、
飢餓が流行った時代には、
食料として食べられていたんだ。
田んぼの端に群生しているのは、
飢餓の時に備えた名残と言われているよ。
彼岸花の特徴
  • 田んぼの近くに咲く
  • 9月中順に開花
  • 開花期間は1周間程度
  • 強い毒を持つ
  • モグラや野ねずみを防ぐと重宝
     土葬の頃は遺体を食べられないように
  • 昔は墓地にも多く植えられていた
  • 彼岸花の里という場所もある
     埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)
  • 彼岸花という名前の意味は2つ
     お彼岸の頃に咲く花
     飢餓の時に食べて飢えを凌いだ悲願の花

彼岸花 花言葉
  • 独立
  • 情熱
  • 再会
  • あきらめ
  • 悲しい思い出
  • 想うはあなた一人
  • また会う日を楽しみに
 彼岸花の毒
  • 彼岸花の毒は子どもを死亡させることも
  • 毒は水に晒すことで抜ける
     飢饉の時は毒を抜き食べた
  • 毒の種類はアルカロイド

毒を誤飲した場合の症状
  • 中枢神経の麻痺により死亡
  • 吐き気
  • 下痢
  • など
花の姿から付いた別名
hibannbana11
  • 天蓋花
     読み方:てんがいばな
     天蓋は祭壇の上に敷く布
  • 狐の松明
     読み方:きつねのたいまつ
     炎をイメージする姿から
  • 狐花
     読み方:きつねばな
     炎をイメージする姿から
  • 曼珠沙華
     読み方:まんじゅしゃげ
     読み方:かんじゅしゃか
     天界に咲く花という意味
     赤い花や天上の花という意味も
     おめでたい事の兆しに赤い花が降るという話が理由

彼岸花に曼珠沙華のような、
縁起のいい別名があって驚いた人も多そう…

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