災害図上訓練 DIG
岩根まちづくり協議会
平成27年2月22日
岩根まちづくり協議会 主催で ”災害図上訓練”を 開催しました。
DIG(ディグ)は、※災害(Disaster) ※創造力(Imaginaition) ※ゲーム(Game)の
頭文字をとって 名付けられています。
誰でも 企画・運営出来る 簡単な災害図上訓練ノウハウの名前です。
digは、『掘る』という意味の英語の動詞ですが、転じて『探究する』 『理解する』
といった意味もあり、このことから
※ 『防災意識を掘り起こす』
※ 『まちを探究する』
※ 『災害を理解する』
という 意味も込められています。
「災害を知る」 ・ 「まちを知る」 ・ 「人を知る」
”災害を知る”
防災を考えるうえでまず、必要なのが、自分の地域で起こり得る災害の様相を認識することです。
『どこで どの規模で どういう被害の発生が予測されるのか?』自分で 地図に書き込んでいくうちに、災害をより具体的にイメージできるようになります。
”まちを知る”
地図には様々な情報があります。『まちの構造はどうなっているのか』・『危険な場所や注意しなければならない施設は?』
地図に具体的な要素を書き込んでいくにつれ、自然と地域を見直し、自分の住むまちがどのようなまちなのかを理解できるようになります。そして、自分のまちの災害に対する強さや弱さがより身近なものとして感じられてきます。DIGが『わがまち再発見』といわれるのはこのためです。
『いざという時に頼りになる人はどこにいるのか?』 『近所に手助けが必要な人はいないのか?』 などの情報を地図に書き込んでいきます。この人的な要素の書き込み作業は、まちの『財産目録』を作ることになります。また、しかめっ面ではなく、『ワイワイ・ガヤガヤ』とみんなで災害救援について熱く語り合っているうちに連帯感が生まれ、信頼関係が育まれます。
災害は、来ないのが一番ですが・・・
”もしもの時” 今日のこの ”DIG”が 役に立つといいですね。
防災訓練として、まちづくりセンターで各区より 50名のご参加を頂き
岩根学区全体のマップを使い、市の危機管理課指導のもと
図上訓練を実施し、防災意識の向上を図りました。
来年度も引き続き防災防犯の意識向上に取り組み、
不足する防災倉庫・防災ベンチの補充と設置を
行い災害に備えてまいります。
いつか必ず来るであろう災害に備えて、皆さんも
日頃の生活の中で防災防犯対策の備えをお願い致します。
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