2014年3月30日日曜日

岩根小学校 白い大きな花が綺麗に咲いていたよ!!

岩根小学校 体育館横
いつものように 土曜日の夜 ママさんバレーに出かけたら
みごとな大きな白い花がたくさん咲いた木を見つけました。

岩根小学校にお越しの際には、是非 
立ち寄ってみてくださいね


              


岩根小学校の白い花は、コブシ(辛夷)でしょうか?
それとも、タムシバでしょうか?
白木蓮でしょうか?










タムシバ

【タムシバ】

モクレン科  モクレン属
別名  カムシバ   ニオイコブシ   サトウシバ
花期 4~5月 
果期 8~9月
落葉小高木

タムシバ

タムシバとコブシの花はとても良く似ていますが
花の付け根に小さな葉が1枚ついているのがコブシでタムシバには葉がありません。
6枚の花弁に白い萼片が3枚あってそれが花弁のように見えるそうです。


タムシバ

本州や四国、九州の山地(特に日本海側)に自生する落葉小高木で
高さは3~9mくらい
枝や葉を噛むと甘いので、サトウシバとかカムシバとも言われ
カムシバがタムシバに転訛したという説もあります。

コブシ

【コブシ(辛夷)】

モクレン科   モクレン属
別名  ヤマアララギ   コブシハジカミ
花期  3~4月
果期  9~10月
落葉小高木~高木


こっちはコブシの花です。
連日の強風とお天気の悪さで写りが悪いですが
葉に先立って咲く花の付け根に小さな1枚の葉が
こんな風に付いているのがコブシ(辛夷)の特徴です。
コブシ

北海道から九州の山野に生える落葉小高木~高木で
高さは5~18mくらい
つぼみが開く直前の形が握りこぶしに似ている所からという説と
実がゴツゴツしているのでその実の具合から「こぶし」と名付けられたという説があります。

コブシ

3枚の白い萼片のタムシバに対しコブシは緑色をしています。
どちらも庭木や器具材などに利用されています。


photo





コブシ






辛夷 (こぶし)

(田打桜(たうちざくら))

(Magnolia)

(+ 四手辛夷、紅辛夷)



シデコブシ


「四手辛夷(しでこぶし)」の花

        ピンクの花もあるみたいですね 






・開花時期は、3/15 ~ 4/15頃。

・『北国の春』 (千昌夫) の歌詞に出てくる。
  
♪  こぶし咲く あの丘 北国の
     ああ 北国の春 ♪ ♪ 

・昔の人は、この花の開花時期から農作業の
 タイミングを判断したり、花の向きから
 豊作になるか否かを占ったりした。
 (種まき桜と呼ぶ地方もある)

・つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに
 似ていることから この名前になったらしい。
 また、辛夷の実はゴツゴツしており、その実の
 具合から『こぶし』と命名されたのでは、との説もある。

・ 白い花で、花びらの幅は狭い。全開する。
 白木蓮より小さい。葉に先立って開花。


・花の下に小さい葉を1枚つける。


・細長い花びらが10数枚あって垂れ下がるさまが、
 神前に供える玉串の
 『四手』に似ている
 『四手辛夷(しでこぶし)』や、
 ピンク色の
 『紅辛夷(べにこぶし)』もある。


・花のつぼみを摘み取り乾燥させたものを、
 同じ漢字で 『辛夷(しんい)』 といい、
 生薬(しょうやく)の一つに数えられる。
 風邪による頭痛や鼻づまりなどに効く。

・別名
 『田打桜(たうちざくら』
  昔は、コブシが咲くと田植えを始めたことから


・3月24日の誕生花(辛夷)

・花言葉は 『信頼』 (辛夷)
      


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